AKB商法とは何だったのか


著者: さやわか
発売: 2013.06.03

AKB商法とは何だったのか


著者: さやわか
発売: 2013.06.03

現代日本は「アイドルの時代」だ!

総選挙後の未来を読み解く!

僕が今から始めようとしているのはチャートをいわば「地図」のようにして、その上にじっと指先を置いてなぞっていきながら、AKBやアイドルをめぐる状況を整理し、多様化して全体が見通せなくなった今日の状況を説明するために役立てようということだ。(序章より)

AKB商法
フリー百科事典「ウィキペディア」による解説
AKB48関連の商品に限らず、アイドルグループのCDには特典を付けることにより、熱心なファンが同じCD商品を複数買うように誘導す手法が、創生期の頃から取られてきた。
AKB48のブレイクと共に、AKB商法と呼ばれている。
AKB48に限らず、姉妹グループであるSKE48・NMB48などでも同様な発売方法が取られている。
AKB48のブレイクをきっかけとして、同一商品の複数購入を促す手法は、アイドル市場全般にビジネスモデルとして定着した。
なお、握手券は無料の特典や私文書ではなく、有価証券であることが東京地方裁判所によって認定されている。

さやわか
ライター、物語評論家

1974年北海道生まれ。
幼少時より沢田研二とピンク・レディーを踊りつつ育つ。
アイドルという存在をはっきり意識したのは小学生の時にアニメ『ハイスクール!奇面組』の主題歌を歌うおニャン子クラブを知った時で、当時の推しは岩井由紀子。
大学卒業後は個人ニュースサイト「ムーノーローカル」を運営。
援助交際の相場、学校で割られた窓ガラスの枚数、食品異物混入などのテーマを扱い、当時は珍しい100万PVを記録する。
その後文筆業に入り、『クイック・ジャパン』、『ユリイカ』などで執筆。
Perfume、ももいろクローバーなどの詳細な記事をいち早くメディア上で執筆して話題になる。
関心領域は物語的なもの全般で、小説、マンガ、アニメ、音楽、映画、ネットなどのカルチャーを評論する。
現在『朝日新聞』などで連載中。
著書に『僕たちのゲーム史』、共著に『西島大介のひらめき☆マンガ学校』がある。

関連サイト

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http://www.taiyohgroup.jp/special/akb/

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