僕はね
君に優しくされるたびに
もっとなげやりに
なってしまうような
どうしようもない
男なんだよ
東京のとあるお屋敷町に二本の坂がある。
ゆるやかに左にあがるのが日光坂。
右にあがるのが月光坂といい、
その月光坂の一角に見事な庭木の屋敷があり、
ひとはその家を月光坂の花屋敷と呼ぶ。
僕もいつも思ってた
笑いかけないで
優しくしないで
好きになってくれないのなら
抱きしめてくれないのなら
いっそ嫌ってくれって――
花に囲まれた屋敷で、時が動きだす
関連サイト
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